楽天モバイル

2020年4月から、楽天モバイルは、自主回線を用いた通信サービスを開始し、ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアに依存しない形で、格安にもかかわらず、高速通信を安定的に提供しています。本記事では、楽天モバイルの「常識を覆す」プラン、Rakuten UN-LIMITの基本情報、メリットおよび注意点をご紹介します。

楽天モバイルの基本情報

楽天モバイルは第4のキャリア

楽天モバイルの特徴は、なんといっても第4のキャリアであるという点にあります。

楽天は、2020年4月まで格安SIMとしてのサービスを展開し、好評を博してきました。通常、格安SIMは、ドコモ・au・ソフトバンクという3大キャリアの回線を借りてサービスを提供していますが、格安SIMとしての楽天もドコモ・auの回線を借りて通信サービスを提供してきました。

このように、キャリアの回線を借りることには、コストカットを行い、格安サービスの提供を可能にするという側面もありますが、回線の混雑時には、キャリアの利用者が優先されるため、通信速度が遅くなるという欠点があります。

しかし、2020年4月8日より、自主回線によるサービス開始しはじめ、この問題を解消しました。さらに、以下で見ますように、自主回線サービスを展開しつつも、以前の格安SIMサービスのときのように、非常に安い価格設定を行っており、楽天モバイルは、キャリアと格安SIMのいいとこどりを実現しています。


サブブランド

キャリアの高速通信安定性と格安SIMの安さの2つを実現するビジネス形態として、サブブランドがあります。サブブランドとは、ソフトバンクの子会社であるY!mobile(ワイモバイル)のように、キャリアの子会社として、「自社回線」を用いながら、コストカットを同時に行うことによって、格安サービスを展開している通信事業者のことを言います。
楽天モバイルとY!mobile(ワイモバイル)どちらがどうよいのかについては、こちらの記事をご覧ください:「楽天モバイル vs Y!mobile(ワイモバイル)はどちらがお得?


楽天モバイルの料金プラン

格安SIM時代の楽天モバイルでは、希望する高速データ通信容量にごとに様々な料金プランが提供されていました。しかし、キャリアとなった現在の楽天モバイルでは、なんと高速データ通信の容量に制限がないため、料金プランはRakuten UN-LIMITに一元化されています。

現在1年間スマホ料金無料キャンペーンにより無料で提供されているRakuten UN-LIMIT Vは、4月1日より次のRakuten UN-LIMIT VIに自動的にアップグレードされます。

Rakuten UN-LIMIT VIの料金表

~1GB~3GB~20GB20GB~
月額料金
(税込)
0円1,078円2,178円3,278円
通信規格4G・5G同左同左同左
通信容量楽天回線対象エリア:無制限
パートナー回線エリア:5GB/月
データ容量超過後も1Mbpsで通信可能
同左同左同左
国内通話Rakuten Linkのアプリを利用すればかけ放題
アプリ未使用であれば、30秒20円
同左同左同左

Rakuten UN-LIMITプランは、楽天回線で使用する限り、高速データ通信を無制限に使用することができます。また、楽天回線でなくても、KDDIのパートナー回線で5GBまで高速通信を楽しむことができます。

データ通信が基本的に使い放題なのと同様に、楽天モバイルでは、専用のアプリ(Rakuten Link)を使用すれば国内通話もかけ放題です。

さらに、国内通話である限り、通話の相手が同じくRakuten Linkを使用している必要はありません

なお、アプリを使用せずに通話を行った際には、30秒ごとに20円の料金が通話料金として発生することにご注意ください。

楽天モバイルのオプション

基本プランそのままでもかなりお得なRakuten UN-LIMITですが、これに加えて、国際通話かけ放題データ容量チャージのオプションを選択することができます。

国際通話かけ放題月額たった980円(税抜)で、日本から海外への通話、海外から海外への通話がかけ放題になります。ただし、海外から海外への通話である場合には、Rakuten Linkを使用する必要があります。
データチャージデータ通信容量を1GBにつき、500円(税抜)でいつでも購入することができるオプションです。購入したデータ容量は、チャージ後すぐに使用可能で、購入後31日間有効です。

月額980円(税抜)での国際通話かけ放題は、仕事などで国際通話を頻繁にする必要がある人にとっては非常にうれしいオプションです。

また、1GBを500円で、必要に応じていつでもチャージできるというのもお手軽で魅力的です。

楽天モバイルは最低利用期間・解約料金なし

かなりお得なプランを提供している楽天モバイルですので、最低利用期間があったり、解約料金が高かったりするのではと思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、楽天モバイルに最低利用期間・解約料金はありません

最低利用期間・解約料金がないうえに、後述するように、現在楽天モバイルでは、300万人無料キャンペーン実施中なので、試しに楽天モバイルを利用してみるのもよいかもしれません。

楽天モバイルのキャンペーン

先着300万人無料キャンペーン

現在(2020年8月28日)、楽天モバイルでは、先着300万人の方を対象として、1年間のスマホ代が無料になるキャンペーンが実施されています。

事務手数料還元キャンペーン

こちらのキャンペーンでは、申し込みの際にかかる事務手数料3,300円(税込)がRakuten Linkを利用することで、楽天ポイント3,300ポイントとして全額返還されるキャンペーンです。

楽天モバイルのメリット

楽天モバイルの基本情報を確認しましたが、楽天モバイルのメリットはまとめるとどのようなものでしょうか。

楽天モバイルメリット1:安定的高速通信と格安の両立

楽天モバイルの最も注目すべき特徴は、自主回線を使用しているという点です。

上で説明したように、自主回線の使用により、楽天モバイルは安定して高速通信サービスを提供することができるようになりました。

これは、3大キャリアから回線を借りていることに伴う、回線混雑時の通信速度の低下という格安SIMのデメリットを克服するものです。

それにもかかわらず、楽天モバイルのRakuten UN-LIMITは、3大キャリアよりも格段に安い料金設定を行っており、キャリアサービスの高速通信安定性と格安SIMの安さを両立している点は、第4のキャリアとしての楽天モバイルの魅力であると言えます。

楽天モバイルのメリット2:データ通信・国内通話無制限

プラン名であるUN-LIMITが示すように、楽天モバイルのサービスの目玉は、自主回線エリア内での高速通信容量およびRakuten Linkを使用しての国内通話が無制限であることです。(”limit”は制限、”un”は否定の接頭辞)

楽天モバイルは、Rakuten UN-LIMITを「常識を覆す」プランとして提示していますが、実際月額料金2,980円(税抜)で高速データ通信無制限かつ国内通話かけ放題というのは、これまでのスマホ業界では考えられないほどお得なプランだと言うことができます。

楽天モバイルのメリット3:無料キャンペーン

このように型破りな楽天モバイルのRakuten UN-LIMITですが、これに加えて、300万人という大規模を対象として、1年間もの間のスマホ代を無料にするというのは、にわかに信じがたいサービスです。

まとめ:楽天モバイル

第4のキャリア、楽天モバイルのRakuten UN-LIMITの基本情報、メリットおよび注意点を確認しました。

楽天回線の対応地域がまだ限られているとはいえ、格安プランにもかかわらず、高速データ通信も国内通話も制限なしに行えるというのは、多くのユーザーの方にとって魅力的なのではないでしょうか?

先着300万人無料キャンペーンが行われている今の内に、楽天モバイルを試してみるのはいかがでしょうか?