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今や知らない人はいないといっても過言ではないLINE。チャットもトークも無料で使い勝手も良し。そんなLINEも格安SIMを販売しています。目玉はやはりLINEで使った通信費がカウントされないというプラン。
ポイント
- LINEモバイルは、LINEで使った通信がカウントされないプランが魅力
- 「SNSデータフリー」や「SNS音楽データフリー」のオプションを選べば、LINEに加えFacebookやTwitterなどのSNSや音楽配信サービスも「カウントフリー」
LINEモバイルの基本情報
LINEモバイルの特徴
LINEモバイルは、ご存知LINEとソフトバンクの合弁子会社LINEモバイル株式会社が提供する格安SIMです。
LINEモバイルの最大特徴は、すべてのプランにおいて、LINEの使用によるデータがカウントされない、LINEのカウントフリーにあります。
また、格安SIMの支払いにおいては、クレジットカードが必要になることが多いですが、LINEモバイルでは、LINE Pay カードによる支払いをすることができることも注目ポイントです。
以下では、LINEモバイルの魅力を探っていきます。
LINEモバイルのプラン・料金:最新版(2020年2月19日~)
LINEモバイルは、ドコモ・au・ソフトバンクの回線に対応したプランを提供してきました。しかし、プラン改訂に伴い、2020年2月19日より提供されている「ベーシックプラン」は、2020年10月現在ではソフトバンク回線のみに対応しています。
まずは、LINEモバイルの最新プランである「ベーシックプラン」の概要を確認しましょう。
次の表をご覧ください。
LINEモバイル「ベーシックプラン」
データ容量 | データSIM(SMS付き) | 音声通話SIM |
---|---|---|
500MB | 600円 | 1,100円 |
3GB | 980円 | 1,480円 |
6GB | 1,700円 | 2,200円 |
12GB | 2,700円 | 3,200円 |
SIMの種類・データ容量
LINEモバイルのベーシックプランは、データ専用SIMと音声通話SIMの2タイプから選ぶことができます。データ専用SIMは、音声通話機能はついていませんが、SMS機能がついています。
月々のデータ容量は500MBから12GBまで選択することができます。
ベーシックプランの目玉は、LINEのカウントフリー
LINEモバイルのベーシックプランの目玉は、LINEで使った分のデータがカウントされない、LINEのカウントフリーです。
言い換えると、ベーシックプランでは、LINEを使った通話や、メッセージのやり取りで使用したデータ消費がゼロになります。このため、たとえば、3GBのプランを選んでも、LINEでのデータ使用量は、3GBの容量にカウントされません。
こんな人にオススメ
LINEモバイルのベーシックプランは、LINEをよく使用する人にはありがたいプランなのです。
メッセージや通話でのやりとりは、ほとんどLINEで済まし、あとは地図やちょっとした調べ物をする程度、そんな人にはもってこいのプランです。お子さん向けのプランとしてもLINEフリープランは最適です。
カウントフリーオプション
LINEモバイルの「ベーシックプラン」には、「SNSデータフリー」、「SNS音楽データフリー」のカウントフリーオプションを付けることができます(ただし、3GB以上のプランのみ)。詳細は次の通りです。
オプション名 | 月額料金 | カウントフリー対象 |
---|---|---|
SNSデータフリー | 280円 | LINE |
SNS音楽データフリー | 480円 | LINE AWA Spotify LINE MUSIC |
このように、SNSデータフリープランでは、LINEに加えて、TwitterおよびFacebookでの使用データがカウントされません。SNS音楽データフリーでは、これに加えて、Instagramや音楽配信系サービスのAWA、Sportify、LINE MUSICがカウントフリーになります。
SNSや音楽配信サービスをよく使う人には、ぴったりなオプションではないでしょうか?
LINEモバイルの通話オプション
LINEモバイルでは、ベーシックプランにLINEのカウントフリーがついているため、通話のほとんどをLINEで行うという人には、通話は特に気にならないかもしれません。また、LINEモバイルの通話アプリ「いつでも電話」を使えば、国内通話料が通常の半額の30秒10円になります。
しかし、仕事などで通常の通話を多く行う人にとっては、通話料オプションも重要になってきます。
こうした方のために、LINEモバイルでは、「10分電話かけ放題オプション」が用意されています。
オプション名 | 月額料金 | カウントフリー対象 |
---|---|---|
10分かけ放題 | 880円 | 「いつでも電話」を使った1回10分までの通話であれば、何回かけても無料 10分超過分は、通常の半額で30秒10円 |
LINEモバイルのWiFiオプション
LINEモバイルでは、便利な「Wi-Fiオプション」の提供もあります。
月額200円で全国49,000カ所のWi-Fiスポットが利用できます。大手コンビニ、カフェ、スーパー、ファースト店の他、駅や映画館、役所等で利用可能です。いったん設定すれば自動でWi-Fi接続してくれるので、毎回接続手続きをする必要はありません。
LINEモバイルの契約・SIM購入の初期費用は?
LINEモバイルで格安SIMを契約・購入する場合は以下の手数料がかかります。
LINEモバイル・SIM初期費用(税抜)
登録事務手数料 | 3,000円 |
SIMカード発行手数料 | 400円 |
LINEモバイルでプランを変更したい場合は?
LINEモバイルの場合、SIMの種類を変えない限り、カウントフリーオプションをやデータ容量を変更することは可能です。たとえば、「音声通話SIM」で「ベーシックプラン」を申し込んでいたならば、これにSNSデータフリーオプションやSNS音楽データフリーオプション加えることができます。この変更自体は、LINEモバイルのマイページから無料で行うことができます。
一方、「音声通話SIM」から「データSIM」への変更、「データSIM」から「音声通話SIM」への変更などSIMカードの種類の変更は無料ではできません。必要な場合は一度解約してまた契約する必要があります。
LINEモバイル – 最低利用期間・解約金
最新プラン「ベーシックプラン」の場合
現在のLINEモバイルのプランである「ベーシックプラン」では、最低利用期間はありません。ただし、契約期間や解約するプランにかかわらず、一律で1,000円の契約解除手数料がかかります。
旧プランの場合
LINEモバイルでは、旧プラン「LINEコミュニケーションプラン」、「コミュニケーションフリープラン」、「MUSIC+プラン」の3つでは、どれを選んだ場合でも、音声通話SIMの場合は、12カ月が最低利用期間として定められていました。
以前は、この最低契約期間に解約すると9,800円の解約手数料がかかりましたが、この解約手数料がかかるのは、課金開始日が2019年9月30日であった方が対象です。それ以降に旧プランに申し込んだ人の場合、解約手数料は、新プランと同じく1,000円のみです。現在旧プランに契約されている方は、それ以降に旧プランに契約した方ですので、解約手数料は1,000です。
LINEモバイルのここがポイント – メリット
LINEモバイルはSNS好きにもってこい
LINEを代表とする多くのSNSで「カウントフリー」を提供しているのが、他の格安SIMにはないLINEモバイルの最大のセールスポイントです。友人の投稿(タイムライン)をみたり、コメントしたり、自分の画像や動画をアップするのに必要となるデータ容量は気にしなくていいのです。SNSのヘビーユーザーにはありがたすぎるプランです。
スマホで主に行うのは、SNSのチェックがメイン!という人にはLINEモバイルは理想的な格安SIMと言えます。
データ通信SIMにもSMS機能が付いている
データ通信SIMを選んでもSMS機能が付いているのは便利です。ガラケーを使用している人に連絡がとりたい!となった場合、SMS機能を使ってメッセージを送ることができます。
LINE Pay カードでの支払いが可能
LINEモバイルのもう一つのメリットは、LINE Pay カードでの支払いが可能であるという点です。
多くの場合、格安SIMの支払い方法としては、クレジットカードでの支払いが指定されています。このため、クレジットカードを持っていない方やクレジットカードをもっていても、登録したくない人にとっては、格安SIMの支払い方法としてクレジットカードしかないというのは問題です。
しかし、LINEもナイルの場合、LINE Payカードのチャージ先を銀行口座にすることにより、間接的にですが、口座引き落としにより月々のスマホ代を払うことが可能です。
LINEモバイルのここが注意点 – デメリット
LINEモバイルのデメリットとしては、SIMのタイプの変更が自由にできない事かもしれません。いったん「データ通信SIM」にしたものの「音声通話SIM」に変えたい、もしくはやっぱり、電話の役目は家の固定電話にまかせて「データ通信SIM」に変更したい、となった場合には一度解約して再契約する事が必要なため、初めに契約するときはじっくりSIMの種類を選びましょう。容量の変更はいつでも簡単に出来ます。
また、LINEモバイルでは、LINEは使いたい放題ですが、電話も使い放題、というわけには残念ながらいきません。10分までなら何回でも通話し放題のオプションはありますが、時間無制限で通話ができるオプションはありません。
格安SIMにしたいけれど「通話無制限のかけ放題」をオプションでつけたい場合は、Y!mobile(ワイモバイル)や楽天モバイルが、時間無制限のかけ放題プランを提供していますが、「通話無制限のかけ放題」をオプションでつけると格安SIMのプランであっても大手キャリアと比べても、あまりトータルの月額料金が安くならなくなってしまいます。
格安SIMの強み、データ通信の安さ、基本料金の安さを、最大限生かして毎月の携帯電話料金を安くしたいならば、「10分まで何回でも通話無料」のプランを利用する方がお得と言えます。
LINEモバイルにして本当にスマホ代は安くなる?
さてやはり気になるのが大手キャリアからLINEモバイルに切り替えた場合、本当に月々のスマホ料金は安くなるのかという問題です。
ここでは実際に、LINEモバイルの音声通話付きベーシックプランとソフトバンクのミニフィットプランにおうち割光セットを適用した場合とを比べてみましょう。
データ容量 | LINEモバイル ベーシックプラン | ミニフィットプラン (おうち割光セット) |
---|---|---|
500MB | 1,100円 | – |
1GB | 1,480円 | 2,980円(おうち割光) 1,980円(最初の半年) |
2GB | 1,480円 | 4,980円(おうち割光) 3,980円(最初の半年) |
3GB | 1,480円 | 6,480円(おうち割光) 5,480円(最初の半年) |
4GB | 2,200円 | 6,480円(おうち割光) 5,480円(最初の半年) |
5GB | 2,200円 | 6,480円(おうち割光) 5,480円(最初の半年) |
6GB | 2,200円 | – |
ここからわかるように、家のインターネットをソフトバンク光やSoftbank Airにして、ミニフィットプランにおうち割光を適用し、さらに最初の半年間1,000円月額料金が割引される半年おトク割を考慮したとしても、LINEモバイルの方が安い料金で、より多くのデータを使うことができます。
実際、ミニフィットプランで、5GB使用すると、どれだけ安くしても5,480円かかりますが、LINEモバイルのベーシックプランならば、その半額以下の2,200円で6GBのデータ容量を使うことができます。
また、この6GBの内、LINEによる通話やメッセージのやりとりのためのデータの使用はノーカウントであることも忘れてはなりません。
LINEを頻繁に使い、30GBや50GBといった大容量データは必要ない方は、キャリアから乗り換えることで、月々のスマホ代を抑えつつ、LINEを好きなだけ楽しむことができます。
この機会に、LINEモバイルへの乗り換えを考慮してみてはいかがでしょうか?